
「スキーの滑り方 第二版」 電子書籍
電子書籍 「スキーの滑り方 第二版」(スキーの滑り方向上委員会¥1280)を出版しました。
WOOKという電子書店モール(学研)からです。
試し読みができますので見てみてください。
また、本を家で読んでもスキー場ではなかなか思い出せないものです。ゲレンデでやるべきことをさっとスキー場で思い出せるように、実際に行うことだけ簡易的に記述した電子書籍 「スキーの滑り方 第二版 スキー場持ち運び用」(無料でダウンロードできます)も出版しました。スマートフォンがあれば見られますし、ページを薄くしてあるので、紙に両面印刷してポケットに入れることもできると思います。ご活用ください。
スキーが上手になるためのコツは状況に応じた滑り方、テクニックを知ることです。基本的な滑り方だけでどこでも滑れるわけではありません。パラレルターンといっても滑り方はたくさんあり、それぞれの滑り方にはたくさんのコツがあります。スキーの滑り方のコツは文章数行であらわせるものではありません。
描くべきターン弧、曲がり方も様々ですし、同じだけエッジを立てるにしても、体の使い方は様々です。ストックの突き方、構え方もいろいろあります。それぞれ理由があります。
本やDVDの解説で「状況に合わせて変えていかなければなりません」という解説をよく見かけますが、どういうときにどう変えるかという肝心の説明がないことも多いです。
「小回りは大回りのリズムを早くしたもの」といいますが、そのリズムを早くすることができず悩むのです。リズムを早くするためにはたくさんのことに気をつければいけません。
谷周りを長くすると言っても目的も方法もいろいろあります。
雪煙を上げるかっこいい止まり方はちょっとしたことに気をつければすぐにできるようになります。知っているかどうかだけです。
こぶの滑り方はいろいろあります。状況によっての使い分けも、適した滑り方も異なります。新雪の滑り方を細かく知ればすぐに新雪を楽しめます。
スキースクールに入っても時間的制約があるのでインストラクターから教えてもらえることは全体のほんの一部分です。
初心者から上級者まで、より上手になりたいと思えば「スキーは難しい」と感じるものです。必要なことがわかれば早く上達できます。本書は系統的に、理論的に状況に合わせた操作がどういうものなのかを詳細に解説しました。練習方法も一人でできる、上手になるために必要な事だけ書いてあります。
目次
はじめに P1
スキーの用語 P3
足裏感覚はとっても重要 P14
基本の姿勢 P15
*人にアドバイスを受ける時の注意
板の動き P17
ハの字で外脚の動きを確認する P18
a) 板のサイドカーブと重力を使ったすべり
b) カービング
c) かかと押し出し
d) ひねり(荷重点が移動するもの)
e) ひねり(かかと支点のもの)
f)ひねり(上体を使ったもの)
パラレルターンでの基本的な足の動き P23
ニュートラルポジション P24
うまく滑れない、いろいろなパターン P29
サイドカーブと重力を利用した滑り P32
バランス P34
遠心力
重心
遠心力と重力により生まれる力を「仮の重力」と呼ぶことにします。
「浅まわり、深まわり」と「フォールラインへ上体を落とす」と「クロスオーバー」 P37
上体の傾きと外傾 P42
支点が違うと角が立つ早さが違う P44
足を体から離す滑り、離さない滑り、板の角度 P45
外足と内足の加重配分 P46
ターン中の荷重点の移動 P48
内脚主導 P50
上下動 P52
上体の先行動作 P54
外足を板の長軸方向に動かそうとする動き P57
0-3時を長くとる P59
脚の曲げ伸ばしのバリエーション P61
ひねり操作 P62
ストックのつき方 P66
つくタイミング
つく位置
a 上体をフォールラインに向けたまま滑る場合
b上体も板とともに回るすべりの場合
ストックをどのように構え振るか
手の位置
手を開くつき方
かっこよく止まる P73
古い谷足(新しい内足)荷重を重めのまま次のターンに入る P74
ロングターン P75
カービングターンの段階的な作り方
第一段階:サイドカーブと重力を利用した基本的な滑り
第二段階:上体の先行動作
第三段階:板を長軸方向に動かす
第四段階:0-3時を長くする
第五段階:3時で最大負荷を終わらせ浅回りを作る
第六段階:カービング浅回し
第七段階:カービング深回し
上体を弧の内側に入れる際
姿勢の高さ
カービング中のスピードコントロール
検定で求められる滑り
ミドルターン P78
ショートターン P79
ショートターンのリズムを早くするためには
スタンス
その他
サイドカーブと重力を利用した滑りからの段階的な作り方
第一段階:まずは中回りから
第二段階:支点を股関節にします。
第三段階:0-3時を長くする
第四段階:急斜面では
第五段階: 膝を支点にする
ひねり操作の追加
検定で求められる滑り
急斜面 P83
滑り始める前に滑り方を決める P84
こぶの滑り方 P85
こぶのでき方といろいろな形状
こぶを滑るときの姿勢
第一段階
*整地でのシミュレーション
実際のこぶでの一番初めのターン
ストック
第二段階
*整地でのシミュレーション
*実際のこぶでの滑り
第三段階
第四段階
*さらなるこぶの変化
第五段階
第六段階
第七段階
衝撃吸収について
整地での練習
第八段階
整地での練習
第九段階
第十段階
ターンに入れる側と入れない側があり、だいたいいつも同じ方向に飛び出してしまう。
その他のこぶの状況
新雪の滑り方 P136
低速の場合
ハの字
パラレルスタンス
中速の場合
ブーツが隠れる程度の湿り気味の重い雪 P139
まだ雪が溶けない季節の雪がよせられた、こぶとまではいかないが固い凹凸の不整地 P140
大回り
小回り
夜に整備の入らない上級コースで固い凹凸ができており、さらに夜に雪が降り積もり30㎝程度の新雪が降り積もっている場合 P140
雨が降り斜面が湿り気を帯びてスキーの跡がつきやすく、ずらそうとすると雪面が削れるというより押し固められるような場合 P141
春先のザラメ雪 P141
アイスバーン P142
ポール P143
ガスって視界が悪くなってしまった時 P144
カント調節 P144
WOOKという電子書店モール(学研)からです。
試し読みができますので見てみてください。
また、本を家で読んでもスキー場ではなかなか思い出せないものです。ゲレンデでやるべきことをさっとスキー場で思い出せるように、実際に行うことだけ簡易的に記述した電子書籍 「スキーの滑り方 第二版 スキー場持ち運び用」(無料でダウンロードできます)も出版しました。スマートフォンがあれば見られますし、ページを薄くしてあるので、紙に両面印刷してポケットに入れることもできると思います。ご活用ください。
スキーが上手になるためのコツは状況に応じた滑り方、テクニックを知ることです。基本的な滑り方だけでどこでも滑れるわけではありません。パラレルターンといっても滑り方はたくさんあり、それぞれの滑り方にはたくさんのコツがあります。スキーの滑り方のコツは文章数行であらわせるものではありません。
描くべきターン弧、曲がり方も様々ですし、同じだけエッジを立てるにしても、体の使い方は様々です。ストックの突き方、構え方もいろいろあります。それぞれ理由があります。

「小回りは大回りのリズムを早くしたもの」といいますが、そのリズムを早くすることができず悩むのです。リズムを早くするためにはたくさんのことに気をつければいけません。
谷周りを長くすると言っても目的も方法もいろいろあります。
雪煙を上げるかっこいい止まり方はちょっとしたことに気をつければすぐにできるようになります。知っているかどうかだけです。
こぶの滑り方はいろいろあります。状況によっての使い分けも、適した滑り方も異なります。新雪の滑り方を細かく知ればすぐに新雪を楽しめます。

初心者から上級者まで、より上手になりたいと思えば「スキーは難しい」と感じるものです。必要なことがわかれば早く上達できます。本書は系統的に、理論的に状況に合わせた操作がどういうものなのかを詳細に解説しました。練習方法も一人でできる、上手になるために必要な事だけ書いてあります。
目次
はじめに P1
スキーの用語 P3
足裏感覚はとっても重要 P14
基本の姿勢 P15
*人にアドバイスを受ける時の注意
板の動き P17
ハの字で外脚の動きを確認する P18
a) 板のサイドカーブと重力を使ったすべり
b) カービング
c) かかと押し出し
d) ひねり(荷重点が移動するもの)
e) ひねり(かかと支点のもの)
f)ひねり(上体を使ったもの)
パラレルターンでの基本的な足の動き P23
ニュートラルポジション P24
うまく滑れない、いろいろなパターン P29
サイドカーブと重力を利用した滑り P32
バランス P34
遠心力
重心
遠心力と重力により生まれる力を「仮の重力」と呼ぶことにします。
「浅まわり、深まわり」と「フォールラインへ上体を落とす」と「クロスオーバー」 P37
上体の傾きと外傾 P42
支点が違うと角が立つ早さが違う P44
足を体から離す滑り、離さない滑り、板の角度 P45
外足と内足の加重配分 P46
ターン中の荷重点の移動 P48
内脚主導 P50
上下動 P52
上体の先行動作 P54
外足を板の長軸方向に動かそうとする動き P57
0-3時を長くとる P59
脚の曲げ伸ばしのバリエーション P61
ひねり操作 P62
ストックのつき方 P66
つくタイミング
つく位置
a 上体をフォールラインに向けたまま滑る場合
b上体も板とともに回るすべりの場合
ストックをどのように構え振るか
手の位置
手を開くつき方
かっこよく止まる P73
古い谷足(新しい内足)荷重を重めのまま次のターンに入る P74
ロングターン P75
カービングターンの段階的な作り方
第一段階:サイドカーブと重力を利用した基本的な滑り
第二段階:上体の先行動作
第三段階:板を長軸方向に動かす
第四段階:0-3時を長くする
第五段階:3時で最大負荷を終わらせ浅回りを作る
第六段階:カービング浅回し
第七段階:カービング深回し
上体を弧の内側に入れる際
姿勢の高さ
カービング中のスピードコントロール
検定で求められる滑り
ミドルターン P78
ショートターン P79
ショートターンのリズムを早くするためには
スタンス
その他
サイドカーブと重力を利用した滑りからの段階的な作り方
第一段階:まずは中回りから
第二段階:支点を股関節にします。
第三段階:0-3時を長くする
第四段階:急斜面では
第五段階: 膝を支点にする
ひねり操作の追加
検定で求められる滑り
急斜面 P83
滑り始める前に滑り方を決める P84
こぶの滑り方 P85
こぶのでき方といろいろな形状
こぶを滑るときの姿勢
第一段階
*整地でのシミュレーション
実際のこぶでの一番初めのターン
ストック
第二段階
*整地でのシミュレーション
*実際のこぶでの滑り
第三段階
第四段階
*さらなるこぶの変化
第五段階
第六段階
第七段階
衝撃吸収について
整地での練習
第八段階
整地での練習
第九段階
第十段階
ターンに入れる側と入れない側があり、だいたいいつも同じ方向に飛び出してしまう。
その他のこぶの状況
新雪の滑り方 P136
低速の場合
ハの字
パラレルスタンス
中速の場合
ブーツが隠れる程度の湿り気味の重い雪 P139
まだ雪が溶けない季節の雪がよせられた、こぶとまではいかないが固い凹凸の不整地 P140
大回り
小回り
夜に整備の入らない上級コースで固い凹凸ができており、さらに夜に雪が降り積もり30㎝程度の新雪が降り積もっている場合 P140
雨が降り斜面が湿り気を帯びてスキーの跡がつきやすく、ずらそうとすると雪面が削れるというより押し固められるような場合 P141
春先のザラメ雪 P141
アイスバーン P142
ポール P143
ガスって視界が悪くなってしまった時 P144
カント調節 P144